キャッシングって何?~消費者金融を利用する前に~

よく、「キャッシング」という言葉を耳にしますが、具体的にどのようなことを指すのでしょうか。ここでは「キャッシング」というものの内容について解説していきます。

キャッシングとは簡単に言えば、「一時的に少額のお金を借りる」ということになります。

通常、家を建てたり会社を運営するために資金を借りることを考えてみましょう。数百万から数千万に至る場合が多いですよね。その場合、現金が手元にないわけですので、金融機関からお金を借りることになります。

多くの場合銀行や信用金庫などの金融機関からお金を借りることになります。借りる目的ははっきりとしていて、借りた後の返済についても、返済能力を十分に審査したうえで、月々の返済額が決定されます。

事業資金の場合は、その会社の売り上げや収支、決算などを示したうえで、金融機関のほうが確実に返済できるかどうかを厳密に査定します。

場合によっては、担保として、会社の建物やそのほかの固定資産を指定することもあります(返済できない場合、担保を差し押さえて売却し返済資金に充てます)。

一方「キャッシング」と呼ばれるお金の借り方はどうでしょうか。この場合、個人の急な資金需要に対応し、その資金を現金として融資するもので、金額的には少額となります。

しかし、審査については、通常の融資とは違い、個人の返済能力をある程度信頼することとなるため、基準はある程度低いものとなっているようです。

これは会社によって基準の高低や融資限度額に差があり、キャッシング比較サイトが存在するのはそのためです。

ただし、審査の基準が低いということは、それだけ返せないというリスクも高いわけで、通常キャッシングの利率は高く、返済回数も原則1回とするなど、融資側も確実に回収できるように対策を取っています。

返済が遅延すると、高い遅延利率を支払わなければならず、同業他社も含めて、要注意人物として信用情報が出回ることになります。返済できないと、簡単に信用を失ってしまうリスクもある行為だということも忘れないで下さい。

キャッシングで融資を受けるまでの流れ

 実際にキャッシングを申し込んで融資を受けるまでの流れを簡単に見ていきましょう。これを理解することによって、融資というものの全体像についてもおぼろげに見えてくると思います。

お金を借りるという行為について理解できれば、ご自身の信用をどう高めていけばよいかもわかるかと思います。

キャッシングを行っている会社はよく言われる「消費者金融」が多いのですが、そのほかにも大手の銀行や信用金庫が、別会社としてキャシング会社を設立して融資を行っているところもあります。

もちろん、融資の審査のハードルは銀行などのそれとは異なります。融資を受ける際には、借りる人の個人情報を提供します。住所や氏名、年齢などの個人の属性のほか、職業や年収なども自己申告で提供します。これに基づいて、融資側は、希望額の返済が期限内に可能かどうかの判断=審査を行います。

審査においては、信用情報機関の情報が利用されます。すなわち、「ブラックリスト」に載っているとそこではじかれてしまいます。

ブラックリストは数年経過すると消える場合もあるようですが、載らないことがいちばんなのはいうまでもありません。個人の提供情報と信用情報に齟齬がなく、融資が可能と判断されれば、融資が決定されます。

その場合でも、申告した情報やその人の属性によって融資限度額が決められます。当然ですが、学生やフリーターなどより、会社員など確実に収入が見込める人のほうが、限度額も高くなる傾向にあります。融資決定後、本人に連絡が行き、キャッシング会社との契約を行います。

この契約には、しっかりとした約款が記されていて、遅延した場合の上乗せ利息や、返済できない場合の法的措置など厳しいことも書かれています。それも含めて同意しないと、融資の契約ができません。  

融資までのスピードが速いのは消費者金融で、次に信販系会社、最後に銀行系のキャシング会社となっています。

審査が速いということは、それだけリスクヘッジのための手段を取るということなので、利息や遅延利息などの面で差が出る場合があります。短期の審査は必ずしも借りる側に有利ではないということを理解してください。

在籍確認でキャッシングの利用が会社にバレる事は?

誰であっても、キャッシングを利用したことが他の人に知れることを避けたいと考えているはずです。

事情はどうあれ、お金が必要な状態であるという事実は、大変プライベートな問題であり、 可能であれば誰にも知られずに問題を解決させたいと願っている事でしょう。

そんな方にとって不安を煽る存在は、消費者金融が自分自身の勤め先に行う在籍確認ではないでしょうか。「もしも同じ会社の人に知られたら、次の日どんな顔をして出社すればいいんだろう・・・」と 不安に感じていらっしゃる方も多いかもしれませんね。

在籍確認というのは、申し込み後の審査の際に行われる、〝依頼主が申告の通り、その会社(勤め先)に存在しているのかどうか〟を確認する事を指します。

多くの場合電話で在籍確認が行われ、依頼主がきちんとその職場で勤めていることが確認できれば、その条件をパスした、という事になるのです。

お金を貸す立場としては、貸したお金がきちんと返ってくるかどうかは非常に重要なポイントです。

貸しても返ってこない可能性がある、あるいは、返済能力がない、となれば、大きなリスクを冒してまで融資を行うメリットはないでしょう。その返済能力を確認するのには、申し込みの際の自己申告だけでは不十分なのです。

とはいえ、この在籍確認で消費者金融が「融資の審査です。」と伝える事はありません。さらに、「消費者金融の◯○という会社です。」と名乗る事もないので、安心してください。

審査の担当者は、個人名で名乗ったのちに「◯◯さんはいらっしゃいますか?」と確認します。その際、たとえあなた自身が不在であったとしても、「×時に戻ります」「席を外しています」など、あなたがその会社で勤めていると確認出来る返答が得れれば、確認は終了するのです。

つまり、この在籍確認であなたがキャッシングする事実が他の人に漏れてしまう事はありません。ただし、キャッシングを利用する上で、返済が滞ってしまったケースではあなたの勤め先へ催促の連絡が掛かってしまう事がありえますので、十分に注意して利用しましょう。

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